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お墓の横綱 「五輪塔」

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日本のお墓は、古代から今日まで、大きく分けて、二つの種類に分かれます。
中国生まれの「墓」と、インド生まれの「塔」です。

塔の中で最も代表格であり、いわば、お墓の横綱にあたるのが、「五輪塔」です。
今回は、そんな「五輪塔」のお話をさせて頂きます。

日本では、平安時代末期から、供養塔として、多く見られるようになりました。
五輪塔は、下から、方形、円形、三角形、半月形、宝珠形の石が、積み重ねられた石塔です。
それぞれの石は、地、水、火、風、空と、宇宙を構成する五大要素を表しているといわれています。
要するに、生まれ変わりというか、生命の再生を願う働きもあります。
五輪塔を建てると、亡くなった方は極楽浄土へ行けるという、とてもありがたいお墓です。